科学
H3ロケット4号機、打ち上げは来月4日に延期 - 性能強化と悪天候の影響
2024-10-31
著者: 健二
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)で予定していた日本の次世代主力ロケット「H3」4号機の打ち上げを11月4日に延期すると発表した。以前の打ち上げ予定日は10月2日だったが、台風21号などの影響で周辺の悪天候が予想されたための措置である。
打ち上げは午後3時48分から午後5時30分の間に行われる予定で、同日の打ち上げは4度目となる。
4号機は、陸海空自衛隊の統制能力強化を目指し、防衛省のライトチャージ3号を搭載する。このロケットは、悪天候や部品の不適合により複数回の延期が続いているが、最新技術の導入が期待されている。
JAXAはこの打ち上げに際して、秘書官を通じた記者会見を実施。宇宙開発における新たな可能性や、今後の日本の宇宙政策についても言及される予定だ。打ち上げ成功により、国際的な宇宙開発競争における日本の位置づけが強化されることが期待されている。
次回の打ち上げに関しては、世界的な宇宙の利用や開発競争が激化する中で、特に防衛分野における重要性が増すとされている。このプロジェクトが未来の宇宙技術に与える影響についての議論も高まっている。未来の発展が注目される。