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「グッときた」米空軍で傑出した人材チームがラストフライト!A-10が退役にまいります!

2024-11-11

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米国の空軍で「優れた人材」を持つ部隊が解散に向かっています。これが多くのファンにとって衝撃のニュースとなっているのです。

2024年7月10日、米空軍はA-10「サンダーボルトII」を運用する部隊の最後のデモンストレーションが行われると発表しました。この部隊はここまで40年以上にわたり、世界の10か国以上で1800回以上の航空ショーを行い、その高い人材を誇ってきました。実は、軍のリーダーシップによる重大な決断が影響し、退役することが決まったのです。

フロリダ州シチュアート空軍基地でのラストフライトに際しては、550人以上の兵士が集まり、これまでの功績を讃えました。F-105Dなど他の戦闘機も展示され、A-10Cが空を舞ったことに感銘を受けた人々が多数いました。

A-10は元々全米で存在し続けていたものの、2018年からは1つの部隊が移行され、新たな形で運用されることが予定されています。2024年2月からは共にA-10の退役を進める意向が公表され、デモチームもこの流れに合わせて、2024年3月21日に解散すると発表しています。

デモンストレーションチームの公式発表ではA-10を「すごい乗り物だった」と称賛し、「本当に貴重な旅でした。40年以上にわたり、10か国以上で1800回を超える公演を行い、貴重な機体、パイロット、チームのパフォーマンスを披露する私たちを支えてくれた方々に、心より感謝申し上げます」と述べています。

また、A-10は2029年まで運用される予定ですが、一部の機体の余剰については、ヨルダンへの譲渡などが検討されている可能性もあるとのことです。

【エール】今後A-10の代わりとなる新たな戦闘機の導入が待たれる中、過去40年間に渡るA-10の活躍を思い描き、今までの歴史に敬意を表する必要があります。もっとたくさんの記録を伝え続けるべく、次のステップを楽しみにしましょう!