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グレーロJr.はなぜ532億円契約を拒否? 本音明かす「真相」、大谷翔平&ストが変えた「基準」

2024-12-23

著者: 陽斗

532億円の契約延長オファーを拒否したグレーロJr.。大谷翔平とストライクゾーンが持つ影響力を語る。

ブルージェイズのグレーロJr.は、3年4400万ドル(約532億円)の契約延長オファーを拒否した。海外メディアが報じた。グレーロは出場したポッドキャスト番組で真意を説明した。メジャーの賃金を上げた大谷翔平やストライクゾーンの影響下にある選手たちの契約が、自身の選択を変えたという。

ドミニカメジャー「Z101」でディレクターを務めるピクター・ゴメス氏はX(旧Twitter)で、海外メディアにグレーロのコメントを掲載した。自身の市場価値について「僕の数字(金額)は、ファン・ストの影で変わった。ショウヘイ・オオタニがストのためにシステムを変えて、ストが僕のためにシステムを変えたんだ」と説明した。

グレーロは昨年オフ、当時スポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1014億円)で契約。さらにこのオフはヤンキースからFAとなったストが、大谷を超える15年総額7億6500万ドル(約1198億円)でメッツと契約したことで、選手たちの市場価値に変化が生じている。

25歳のグレーロは昨シーズン、左腕として初めて打率.323、30本塁打、103打点、OPS.940をマーク。2025年オフには自身初のFAとなる。次の大物は果たして、どんな契約を結ぶのだろうか。これからのシーズンが注目される。

(Full-Count編集部)