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国鉄のヒーロー・筒香嘉智選手、86歳で永遠の眠りへ - モンスターとしての人生を振り返る

2024-11-15

著者: 裕美

プロ野球・国鉄(現・ヤクルト)で活躍した筒香嘉智選手(86歳)が14日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で亡くなりました。

筒香選手は早稲田実業高校在学中からその才能を認められ、1956年の夏の甲子園に出場。その後、国鉄スワローズに入団し、名選手としての道を歩み始めました。早くも主力選手として活躍し、60歳の時には「早実6連勝」を達成しました。

選手生活の中で、筒香選手は通算1063試合出場を果たし、打率.259を記録。特に中日戦では圧倒的な強さを見せ、396打点を挙げるなど、名実共に国鉄のエースとして君臨しました。その後、中日球団でのコーチや監督としても活躍し、若手育成に尽力しました。

彼は1999年から2001年にかけて、コーチとして再び国鉄に戻り、多くの若手選手を育てました。80年代にはグランドでの精神的な柱となり、若手選手たちに信念を伝えました。金田正一氏や王貞治氏とともに、指導者としての地位を確立し、数多くの選手に影響を与えました。

故人は歌手の森山良子さんと結婚し、その後も多くのファンに愛され続けました。筒香選手の貢献は、野球界のみならず多くの人々の心に残り続けるでしょう。