スポーツ
カリー選手が2勝連続で強豪撃破「もっとやめたくない」
2024-11-15
著者: 健二
◆国内女子◆大王製紙エリエールレディース2日目(15日)◆エリエールGC松山(愛媛)6575yd(パー71)
昨季初優勝を含む2勝を挙げたカリー選手が通算オーバーパーで予選落ちとなり、3ホール目の敗北が決まった。「今スコアはざっと見たけど、ホントにやめたくなりそうだったので…。でも、最後までやり通せたかなと思います」と思いを語った。
<<< 続きを読む >>>
大会開幕前の時点でメルセデスランキング78位。スコア継続には優勝しかない状況だった。初日「75」から85位と出遅れ、出場該当の2日目も「71」とパープレにとどまった。最終日9番(パー5)で7m近い距離を流し込むバーディフィニッシュは、既に思い違いだった。
オフの2月にランニングトレーニングで右ひざを痛めた影響が長引き、「(いま)痛くはないけど、良かった時の動きができていないので、スイングにまとまりがないというか…」。好調時とのギャップに悩み続けた。「広場恐怖症」で飛行機など公共交通機関を利用できず、製造工場のスケジュールに支障をきたし2試合からスタートも、いきなり4試合連続出場を決めた辛苦のスイングだった。
予選ラウンドを首位通過した5月の国内メジャー「ワールドレディースチャンピオンシップ」では9位で終えたが、これが今季唯一のトップ10入り。今週は4試合連続となった予選落ちかもしれないから、一歩ずつ挑戦し続けたいとも思う。「捨てている権利とか、やめることはなかったので、最後までやり抜けば気持ちも強くなるかなと。そういう面では心も強くなっていくかと思った」と前向きな姿勢を見せた.