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国民健康保険料の上限3万人上げ決定! 4年連続、年度109万人

2024-10-31

著者: 蒼太

厚生労働省は10月31日、自営業者らが加入する国民健康保険の年間保険料の上限を3万円引き上げ、109万円にすることを決定しました。この措置は、年収が1170万円を超える単身世帯などが上限額の引き上げ対象となります。2025年度から実施される見込みです。

今回の保険料引き上げは、医療費の増加に伴うもので、特に高齢化が進む日本では医療サービスの需要が増加しており、これに伴い保険料の負担も増えています。実際、2023年度には年間92万円の医療費が発生し、これを3万円引き上げることで、急増する医療費をカバーする必要があります。

この変更に関する影響を懸念する声も多く、全国的な社会保障の見直しが求められています。同日、社会保障審議会の医療保険部会で了承を得たことから、来年度から実施される予定です。さらに、国民健康保険の加入者数は年々増加傾向にあり、今後もこのような負担増が続く可能性があります。

生活が厳しくなる中で、多くの国民がこのニュースに対して驚きを隠せません。実施までに十分な周知が求められ、国の説明責任も重要視されています。今後の動きに注目が集まることでしょう。