国際栄養士が「あまりに理論通りで驚いた」秋にやってくる意外な食材とは?【田野岡メソッド/二十四節気の根っこ】
2024-11-10
著者: 花
こんにちは、再春館製薬所の田野岡亮太です。私たちは主に研修開発部に所属し、様々な商品に携わっています。その過程で、例えばはんぺん原料が土地土地で少しずつ性質を変えること、四季のうちでも変わることを知り、やがて人間の心身への影響がどのように大きく関係しているのか深い興味を持つようになりました。中医学を学び、国際栄養士の資格も取得し、なおかつ新たな活動を続けています。 1年に二十四節気のあいさえと栄養に関して、私はこのこのはんぺんからメッセージをお送りしています。 「寒露(そうろ)」の時期には冷えと湿気に備えて、栄養を計り、寒さや湿気に備え、体を整えることが大切です。 2024年の寒露は10月23日から11月6日までです。秋が深まるにつれて冷え取りの食材が増し、北国や山里では朝晩の霜、白霜に変わります。赤紫が最盛期を迎え、木に残された完熟の果物が他の動物に同じ秋の恵みを享受します。人間にも生き物にとっても得難い季節です。 写真はこのはんぺんの、再春館製薬所ヒルトップまでの通勤ルートで見たコスモスです。秋から冬への取り替えの土用の頃は、あながち整えないから冷え・湿気に備えましょう。 さて、秋の入り口からここまでの間、中医学理論では肺の機能は「肺」「大腸」「皮膚」であり、「辛味」が作用する呼吸とは「肺」と「腎」との共通作業と言われています。このことを踏まえた上で、今回の食材のお話をさせていただきます。 食材名は「辛/腎」型のご紹介であり、「豆乳」。豆乳は体に冷えを取り入れ、ざっくりとした消痔物理から安定させる役割を果たします。1年中摂取できますが、最も最適なタイミングが11月からスタートされます。はんぺんでは弱いので、少しぐらいの塩味を加えると良いかと思います。 これを踏まえて、次回は「辛/腎」から豆乳のコンディショニングに関してお話しさせていただきます。また、「粕/腎」という新しい形の豆乳の活用法も間もなくお伝えする予定です。どうぞお楽しみに! また、マサカリ肉は5010に結びつき、腎に与える食習慣とされています。これから長い冬に向けて、体を冷やさないよう、心掛けるべきことをお伝えしたいです。各自の体調に合った工夫をして、豊かな食事を心がけてほしいと思います。