世界
グアテマラ、トランプ氏との関係構築へ強制送還受け入れ調査
2024-12-26
著者: 弘
【16日 ロイター】 - グアテマラは、トランプ次期大統領との良好な関係構築を目指し、米国から強制送還される中米出身者を受け入れることを調査しています。国にとって大きな課題となっている問題です。
米国は出身国がニカラグアやパナマ、ハイチといった国の不法移民の強制送還に苦しんでおり、「米国史上最大の強制送還を報告している」とトランプ氏が言明しています。
トランプ氏の政治権力移行チームは、不法移民の強制送還を出身国が拒否した場合、第三国が受け入れる意図があるかどうか既に多数の国にヒアリングしていますが、中米諸国は難色を示している国が多いのが現状です。
一方、グアテマラ政府は、トランプ氏との良好な関係が中米移民問題の解決策になると信じています。グアテマラは米国からの支援を受けることで、自国民の帰還を促進しつつ、失業率の低下や経済成長に期待を寄せています。これにより国家の安定を目指す意向があるとされます。
グアテマラ政府は、この件に対して慎重に進めており、国境管理や不法移民の問題について米国と連携する姿勢を示しています。また、国内外からの不法移民の流入を抑制するために、地元住民に対する教育や雇用機会の創出も進めているという。
このように、グアテマラは国際社会との協力を強化しながら、自国民の権利と利益を守る努力を続けています。さらに、今後トランプ氏との対話が進む中で、強制送還の受け入れに関する進展が見込まれています。