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ゴールデングローブ賞、真田広之氏と浅野忠信氏が日本人初の主演と助演男優賞「SHOGUN」4冠達成

2025-01-06

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4時間前

ミハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が映画とテレビの優れた作品を選出し、ゴールデングローブ賞の授与式が5日夜、ミラノスカラ座で行われた。このテレ部門(ドラム)では、ディズニープラスのドラマ「SHOGUN」で真田広之氏が主演男優賞を受賞した。同部門の助演男優賞には、同作から浅野忠信氏が選ばれた。日本人俳優による同賞の受賞は初めての快挙となる。

「SHOGUN」からはさらに、アナ・ソワイが「獣子」役で主演女優賞を受賞し、作品賞も受賞、合計4冠を達成した。

同賞は1980年に当時、日本の原作をドラマ化した「SHOGUN」で島田陽子氏が「まり子」を演じ、アジア人として初めて同賞を受賞した、驚くべき歴史を持つ。

「SHOGUN」は日本の戦国時代を舞台にしており、真田氏は徳川家康をモデルにした武将・吉良康成を演じている。一方、浅野氏はその側近にあたる役柄を演じており、互いに見事な演技を魅せた。アメリカの視聴者に日本の文化と歴史を紹介することに大きく貢献した。

真田氏は受賞後、「この素晴らしい成果は、共に助け合った全ての人たちのおかげです。この作品を通じて、日本の文化を世界に増進できたことを嬉しく思っています」と語り、感謝の意を表した。

また、浅野氏は「自分の名前が歴史の一部になったことを誇りに思っています。人々が共感できるストーリーを伝えることができたことが何よりも嬉しいです」と述べ、二人の受賞と作品への情熱を語った。

「SHOGUN」は、そのリアリティあるストーリーラインとキャラクターの深さで視聴者を魅了しており、今後も日本の映像作品の国際的な評価を高める起爆剤となることが期待されている。