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【ゲームレポート】第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権 2回戦 横浜ビー・コルセアーズ vs フイアテイン三重

2024-09-21

総評

今週末、初の公式戦となった天皇杯2回戦三重戦。強度の高いディフェンスが光る横浜BCが順位から主導権を持った。後半もディフェンスの強度を保ち続け、オフェンスでもドライブやカッティングからの連続得点も見せた横浜BCは、チーム全体で26アシストを記録。終了主導権を越え28点差で勝利した。スコアリーダーは18得点をあげた#24 橘実。横浜BCは出場選手全員が得点をあげ、5選手が二桁得点を記録している。

スタッツ

#8 ゲイリー・クラーク #15 キーファー・ラビノ #21 マイク・コッツアイ #23 キング開 #30 堀越晴樹

主な個人スタッツ

#8 ゲイリー・クラーク 13得点 9リバウンド 3アシスト 1スティール #9 橋本健太 10得点 4リバウンド 1アシスト 1スティール #21 マイク・コッツアイ 11得点 3リバウンド 5アシスト 4スティール #23 キング開 17得点 2アシスト 3スティール #24 橘実 18得点 2リバウンド 4スティール

1Q

横浜BC 30-15 三重 三重に先制を許すが、すぐさま#23 キングが決め返す。横浜BCはアウツサイドシュートが確率良く決まり点差を広げる。ディフェンスでも相手のミスを誘発し、スタートから得点を拡大、横浜BCが15点リードで1Qを終えた。

2Q

横浜BC 43-28 三重(横浜BC 13-13 三重) 開始から互いにミスが続き、三重が連続得点を決める中、#24 橘実が3Pシュートで流れを掴む。三重はインサイドで連続得点を狙うが横浜BCのディフェンスも光る。リードを広げた横浜BCは、半ばで80%のシュート成功率を残し、このクオーターもリードを保つ。

3Q

横浜BC 71-47 三重(横浜BC 28-19 三重) 横浜BCは、ドライブやカッティングが冴え、また三重に対してしっかりとしたディフェンスを維持しながらリードを15ポイントに拡げる。オフェンスでは、スリーやインサイドを絡め、連続得点で一気に流れを引き寄せ、横浜BCが拡大したリードを守る。

4Q

横浜BC 88-60 三重(横浜BC 17-13 三重) 引き続き横浜BCは力強いプレイを見せ、#18 植田がアシストを連発し、ベンチメンバーも得点に絡む。最終盤もディフェンスが素晴らしく、三重の攻撃を徹底的に阻止。横浜BCは28点差で試合に勝利。

試合後コメント

ラシード・トイHCコメント 「非常にフィジカルなゲームだったが、今日の自分たちにとっては重要な勝利で、サイエンスアドバンテージがない状況で挑む中、全員が積極的に動け、自分たちがやりたいバスケットを続けられたことが嬉しい。明日の試合も楽しみにしている。」