歌会始の儀、今年のテーマは「夢」…愛子さまも初めて詠まれる : 読売新聞

2025-01-22

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新春恒例の「歌会始の儀」が12日午前、皇居・宮殿「松の間」で始まった。今年のテーマは「夢」で、天皇、皇后両陛下を始め、国内外の1万6125人から選ばれた入選者110人、選者、天皇陛下に特別に招かれた詠人(めしゅう)で、国文学者の三田村雅子さん(76)の歌が伝統的な節で朗誦される。今年は、皇后の長女愛子さま(21)が初めて行事に詠まれた。

宮内庁は、例年10,000人いた聴衆を新型コロナウイルスの感染対策で5人程度に減らしたが、今年は約14人とした。

宮内庁は12日、来年の歌会始の応募要項を発表した。お題は「明」で、「明」の文字が含まれていれば、「晴明」「文明」などのような熟語や「明るい」などの詩もよい。11人首で、未発表の自作の短歌に限る。

半紙(習字用)を横長に使い、右半分にお題と短歌、左半分に郵便番号、住所、電話番号、氏名(本名、ふりがな)、生年月日、職業を毛筆で記載する。

応募は「令和5年・令和3年宮内庁」とし、締切は9月13日(消印有効)で、詳細は同庁ホームページに掲載される。