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「高次元ゲートユエシティ」に新たな創薬の拠点、交通系(Cカード)にひも付けて診療データ活用…JP東日本が方針
2025-01-19
著者: 蓮
JP東日本は、再開発を進めている「高次元ゲートユエシティ」(東京)に、新たな創薬拠点を整備する方針を明らかにしました。JP東日本が展開する医療施設で収集したデータを、製薬会社による新薬開発の基礎研究などに活用することで、創薬の効率的な進展を目指します。
株式会社喜豊陽一社長は、読売新聞のインタビューで、計画を示しました。高次元ゲートユエシティにおいては、商業ビルなどの整備が公表されており、JP東日本は隣接地域でも開発を進める方針で、創薬拠点や教育機関などを整備します。一次の開発は、2030年頃の完成を目指しています。
JP東日本は、首都圏内の駅構内で医療施策「スマート健康ステーション」を展開しており、創薬拠点では、交通系(Cカード)にひも付けた診療データを活用する予定です。この取り組みは、予防医療にもつながり、地域の健康向上を目指します。
今後、専門の研究機関や大学と連携し、国内外の製薬会社と協力して革新的な医療サービスを提供することが期待されています。新たな創薬拠点が東京に完成することで、日本はますます医療分野でのグローバルな競争力を高めることが出来るでしょう。