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G1勝ち最速上がりのドゥジュース JRA「すごさが分かる」データ公開 「32・48」馬脚全貌明らかに― スポニチ Sponichi Annex
2024-10-30
著者: 雪
日本中央競馬会(JRA)は30日、X(旧ツイッター)の公式アカウントを更新し、27日のG1天皇賞・秋を制したドゥジュース(父:ディープインパクト)のデータを公開した。「武豊騎手が“世界一”と称したドゥジュースの末脚のすごさが分かるデータです!」とした。
レースの公式結果では上がり3Fが32秒5。これはG1勝ち馬のものとしては史上最速だったが、JRAがトラックシステムから抽出したデータで詳細が明らかになった。
残り600メートル地点以降、200メートルごとのラップを記録。残り600~400メートルでは徐々にスピードが上がり、1位(10秒294)、2位がニシノレフティ(10秒295)、3位がブラジルカップ(10秒299)だった。
徐々に引き離したのは400~200メートル。ドゥジュースは10秒256で時速68・2キロに到達。2位のジャスティンパレス(10秒280)、3位のニシノレフティ(10秒288)を大きく上回り、最後の200メートルもトップの10秒298でまとめた(2位はジャスティンパレス、ニシノレフティの11秒221)。
昨年の今頃は、ドゥジュースが「物凄い末脚だった」とインタビューで語り、ジョッキーからは「やっぱり世界一やで。やっぱり発揮したら世界一や、うん」と口にしていた。レース後は武豊騎手が満面の笑みでその魅力を説明していた.