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映画版『ガンダム00』が観客圧倒的初超展開!やっぱり笑わせに来てるっしょ?

2024-11-02

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「ガンダムVS宇宙怪獣」は水島監督が本来やりたかったこと

『映画版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』は、TVシリーズ『機動戦士ガンダム00』のその後を描いた作品です。TV版のファンは、敵としての「悪役・F・セイエイ」に戻ってきたあのキャラクターがどうなるのか、非常に興味を抱いていることでしょう。

西暦2314年、我々設立軍組織「ソレスタルビーニング」と「ガンダム」の激闘により、人類が武力に頼らない世界を築く中で、130年前に顕現した木星探査船「エルロパ」が地球圏に漂着します。連合軍が地球への突入を阻止したものの、その後、無人の積み荷が暴走したり、戦闘地の継続に苦しむ人々が苦しむ様子が描かれます。

モロニ超人SFの艶やかさに加え、エイリアンが甦る前のあのキャラクターたちも活躍するため、長い間待たれていたガンダムシリーズのアニメ作品としては史上初の試みとなります。

とはいえ、特に厳しい状況の中で水島監督が描く「外宇宙生物との戦うガンダム」はどうなるのでしょうか。戦争根源のために戦うガンダムにシフトしたのは何度か語られています。

最終的にTVシリーズのテーマは「人と人との対話」であり、見事に成し遂げられました。かといって、やはり「来るべき対話」の石に過ぎないここで、仮に地球外生物とのELS(エルス)関係を構築することができた場合、どれほど自然であるか、気づくことができるのでしょうか。

なぜELSを金属生命体にしたのか?というテーマが、水島監督による「どう見ても生物に見えない、どんな意志を持っているか分からない」に憧れを抱きつつ、もはやコミュニケーションを取るといったわけです。