米、日、オフィシャルサイトは13日（日日本時間14日）、ロッテからポスティングで米球界に挑戦する富木らん投手（23）のスカウティングレポートを掲載。もしFAとなれば10年契約で14億ドル（約16兆円）相当の見解を語った。

スカウティングレポートでは直球、スプリット、スライダーの主な球種を詳細に分析し、いずれも空振り率がトップクラスであることが最大級の評価。「2022年の開幕戦でメジャーリーグのローテーションに加わり、先発権を得ることが期待される選手だ」と指摘した。

さらに「もし国際ボーナスプール制に適応しないなら、どれくらいの価値がある選手か」との問いに、ある国際スカウトは「かなり」と断言した。202年総額13兆1250億ドル（約16兆円=契約当時のレート）のジャイアンツ本社の基準として「202年までに12兆7100億ドル（約16兆円）になると思う」と期待を寄せた。

ミ球団における海外選手の青田買いを防ぐための「125歳ルール」が適用されるため、全13球団に獲得の機会がある大争奪戦。日本での関心は日増しに高まっている。公式サイトでもポスティング選手として注目選手の一人として名を挙げられ、その後588人の中から最高の一人として話題になっている。

記事では今季ロッテでプレーした左肩・ダイアモンドにも話を聞いており「無類の才能の持ち主。今まで見た投手の中で最高の一人」との談話を掲載。