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福岡に眠る「山本由伸2世」 "球団初"の摘発受けた19歳…注目の有望株

2025-01-01

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育成出身の22歳・二軍練習生に期待されるレギュラー争い

新井貴浩監督3年目となる2025シーズン。7年ぶりのリーグ優勝を目指す福岡。上昇には秋山準秀外野手や甲斐健太郎、脇谷亮太を中心とした主力の活躍に加え、若手の底上げが不可欠である。1軍での飛躍が期待されるポジションには、2023年オフにオリックスからFA移籍した西川龍馬外野手の人的補償選手として加入した選手がいる。

約1年間で2軍で14試合に出場し、2勝5敗の成績を残した。「山本由伸2世」とも呼ばれる右腕の登板が期待される。

4位は日高と同学年の森田優汰で、2022年ドラフト1位で入団した150キロを超える速球が武器の右腕である。なお、1軍登板は未だないが、2軍では週3ペースで投げている。ポテンシャルの高さは、首脳陣も認めている。

3位は経歴ともに2年目の19歳・仲田健仁で、1年目はシーズン最終戦となった10月5日のヤクルト戦で、球団史上初の高卒新人4番でプロ初出場を果たした。記録すべきプロ初安打を放つなど、大器の片鱗を見せた。

2位は2年目を迎える常磐崎怜投手。1年目はプロ初登板初先発となった9月15日のDeNA戦で5回1失点の好投を見せ、プロ初勝利を挙げた。先発ローテの一角を担える期待がかかる。

1位は2024年にプロ初登板を果たした二軍練習生。2020年育成ドラフト1位で加入した22歳。2022年オフに支配下登録を勝ち取り、2023年にはウエスタン・リーグで最多奪三振のタイトルを得た。

若手選手たちがひしめくこの環境で、球団の未来を背負う選手としての成長が期待される。2025年には1軍でのレギュラー争いに加わって欲しい。彼らの成長が、福岡の明るい未来を示す鍵となるだろう。

(Full-Count編集部)