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F1サンガポールGP、驚きのタイヤ選定を撤回「本当に大きな代償」の責任は自身にあり / F1シンガポールGP「決勝」2024

2024-09-23

F1シンガポールGPを経てシャルル・ルクレール(フェラーリ)の予選後のタイヤ選定が的外れで、ドライバーとしての自責があると語り、それが決勝での「本当に大きな代償」に繋がったと説明した。

ルクレールは予選Q3で苦戦し、タイム2のトラックリミットによりラップを消失させ、ノータイム9番手で終わった。しかし、消失されていなくとも7番手という結果だった。

この結果に対しルクレールは予選後、「何よりも温度不足が原因だ。ガレージを出た時点で既にフロントタイヤが冷えすぎていて、それでロックアップしてしまった」とタイヤに関しての原因があったと述べ、チームに問題を調査するよう求めた。

しかしながら、レース順位に対してフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)との競り合いで、我慢の展開を強いるなら、最終的に5位でフィニッシュした日曜日のレースを終えた。Q3で結果を残せなかったのは、タイヤ問題ではなく自身のミスによるものだと認めた。

レース後に、「見事な追い運があったけどね」と呼びかけられたルクレールは、「複雑な気持ちだね。本当に、ほんとに良い仕事をしたし、これ以上はできなかったと思う。レースの順位は何も良くない、だが待つしかないな」と語った。

彼はレースの結果に満足はしておらず、次戦アメリカGPを控え、またしても彼の挑戦が始まる。2024年には新しいマシンと共に競い、未開拓の地での成果を目指す。日本のファンに向けて、「次回はさらに期待に応えられるように頑張ります」と決意を新たにした。

F1サーカスはこの後、4週間の短いスプリントの休暇に入る。コースの舞台が新たな挑戦であることを示唆するように、ルクレールは後釜のペースで悩ましい予測を心に秘めつつ次戦の準備を進めている。次のレース、アメリカGPは多くのサポーターを魅了し、世界が注目するイベントとなるだろう。日本のサポーターにも期待が寄せられている。