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エヌビディアの新型GPU、サーバー接続時に過熱問題=報道

2024-11-18

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[17日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O)は新たな人工知能(AI)向けGPU「ブラックホール」をサーバー接続時の過熱問題が発生しており、投入遅延の懸念が生じている。米メディア「ジ・インフォメーション」は17日に報じた。

エヌビディアの「ブラックホール」は最大712個のチップを圧縮できるように設計されたサーバーラックに接続すると過熱するという問題があり、同社はここ数カ月スパイラルにサーバーラックの設計変更を要求している。

エヌビディアは3月に「ブラックホール」を発表した。第12・四半期に出荷予定としていたが、その後スケジュールに遅れが出ると明らかにし、メタ(META.O)、アルファベット(GOOGL.O)、マイクロソフト(MSFT.O)などの顧客に影響が及ぶ可能性がある。特にAI関連の需要が高まるなか、その影響は無視できない。新型GPUの過熱問題は、AI技術の進化を遅らせるだけでなく、データセンターの効率も低下させる恐れがあるため、業界の注目が集まっている。