5日の米株式市場で、米半導体大手エノビディアの時価総額がアップルを上回り、世界トップに立った。これは、人工知能（AI）に関連した長期的な成長見通しが続いているためである。

エノビディアの株価は2.9%高の139.93ドルとなり、時価総額は約3.43兆ドル（約45兆5200億円）に達した。株価はアップルの136.38ドルを上回り、エノビディアが再びその地位を取り戻した。エノビディアは先月、マイクロソフト（13兆6000億ドル）を上回っていた。

エノビディアの株価は今年に入って183%上昇しており、時価総額は約2.6兆ドル余り増加した。エノビディアの最近の株価上昇は、同社が製品の遅れと長期的な成功見通しに対する投資家の期待を背景にしている。

エノビディアは6月に時価総額トップとなったが、短命に終わっていた。

関連記事：エノビディア株、再び上昇気流に－ラックレベル「常軌逸した需要」