ドジャース、T・ヘルナンデスへ33億円QOを提示…米報道で年俸ダウンで拒否か
2024-11-04
著者: 桜
今季のQO提示額は33億円、T・ヘルナンデスは拒否か
ロサンゼルス・ドジャースが、外野手のトレバー・ヘルナンデスに対して、33億円のクオリファイングオファー(QO)を提示したと、ESPNのジャスティン・パチョン記者が伝えた。今季のQOは2105万ドル(約33億円)となっている。
T・ヘルナンデスは昨年オフには2350万ドル(約34億円)でドジャースに入団しており、今季は154試合に出場して打率.272、33本塁打、99打点をマークし、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。しかし、今季の年俸がダウンとなるQOに対して拒否する可能性が高いと見られている。さらに、ウィンター・ミーティングにおいても提案されることはなかった。
QOを提示された選手たち
メジャー各球団からQOを提示されたのは13選手で、ファンズ・ストレイター(ヤンキースFA)、コディ・バーネス投手とアンサンブルサンタデール野手(ともにオリオールズFA)、アレック・レグマーフィン内野手(アストロズFA)、マックス・フリード投手(レッドソックスFA)、ウィリアムズ・アダメス内野手(ドジャースFA)などが候補に挙げられた。
QOの意味とその影響
QOとは今季終了後にFAに対して提示される契約に関するもので、所属球団が優先的に選手と契約できる権利を持つ。選手は10日以内にQOを受け入れるかどうかを球団に伝える必要がある。QOを拒否した選手は、いわゆるドラフト指名権を取得する権利を手放すことになる。
また、QOを拒否した選手がFAで契約した場合、元の所属球団には補償ドラフト選手権が付与される。特に、QOを受け入れなかった選手は、同時にFA契約を結ぶことで権利を失うことが多い。
ドジャースの今後の戦力強化
ロサンゼルス・ドジャースは、今後のオフシーズンに向けてチームの戦力をどう強化していくかに注目が集まっている。ヘルナンデスの去就が、同チームの来季の成績に大きく影響する可能性が高い。