【ドラフト2024】選抜準F右腕・菅田龍、"三度目の正直"で指名はあるか?
2024-10-22
著者: 裕美
ドラフト会議が近づく中の菅田龍
運命のドラフト会議(10月24日)が間近に迫っている。
横浜が真先に「ドラ1指名」を公表した菅田龍(明治大)、同じく指名必至な金嶋夢斗(関西大)など、昨年に続いて今年のドラフト会議も大学生投手の候補が多い。昨年の選抜準優勝投手・菅田は、現役25歳という若さで、この時期に期待がかかる。
2017年の選抜準優勝投手・菅田龍は、現役歳25歳で、今シーズンからも三振率が非常に高く、打者に圧倒的な存在感を示していた。彼の球速は、昨季から飛躍的に上がっており、最速153キロを記録。大企業の社員として3年目ながら、まだまだ伸びしろが期待されている。
即戦力として期待される菅田
「投球のキレがいいので、即戦力として通用すると思います!」
広島の内野手として活躍した菅田は、今季から三笘重工Westに加入した北条選手も含め、菅田の実力に対する期待度は非常に高い。
評価と期待が集まる
各球団のスカウトの評価も上々だ。「昨年に比べてストレートに弾力が増した。今年は特に地元をつかんでいける感触があります。社会人1年目からエースを務めていることを評価している」という。久々に見たら本格派投手に成長していて驚いた!
未来へのステップ
「4位以下なら、社会人」と大手64年の菅田は、いわゆる"下克上"に遭遇した。しかし、来年、三笘重工Westに入社して社会人の道を進むと、秋の日本選手権では社会人初完投・初完封を飾る。準々決勝の時点で、ENEOS相手に9回を最少1失点と互角のピッチングを披露した。
さらなる期待と評価
この活躍を見て、あるパ・リーグのスカウトは「現在点ではドラフト上位クラス」と高評価を口にした。しかし、昨年のドラフトで菅田はまだ指名を逃しており......。
3度目の指名を目指す菅田
2度の指名漏れ。その影を拭うため、元選抜準優勝の右腕は「3年目の飛躍」を遂げたようだ。話は、2023年ドラフト当日の夜まで続く。