健康

東京 感染者数が1500人超 過去1年の感染者数を上回る危機的状況(2024年9月24日掲載)|日テレNEWS NNN

2024-09-24

感染予防週間の実施

東京は24日から30日まで「感染・呼吸器感染症予防週間」として、感染症の正しい知識を身につけ、感染予防対策を呼びかけています。

感染者数の増加

東京都感染症情報センターによると、都内の感染者数は2024年に入ってから9月15日までの期間で1512人に達しています。(速報値)

過去の感染者数との比較

全国の年間感染者数を集計すると、東京都では2021年は1429人、2022年は1193人、2023年は1190人確認されていますが、今年は9月中旬時点で、去年1年間の感染者数を上回っています。

医療機関への受診呼びかけ

東京都感染症情報センターの担当者は、都内の感染者が毎年1000人を超えて多い状況が続いていると述べ、特に発熱が長引くなどの症状が出ている場合は、医療機関を受診し、検査を受けるように呼びかけています。

感染拡大の理由

さらに、感染が拡大する理由として、インフルエンザや新型コロナウイルスの流行が指摘されています。秋冬に向けて、これらの感染症が再び猛威を振るう可能性があるため、マスクの着用や手洗いを徹底することが重要です。

ワクチン接種率の低下

また、日本は「低年齢層」の感染率が上昇し続けており、ワクチン接種率の低下が懸念されています。若年層も含めた全体的な接種率の向上が求められる中、さらなる対策が必要となっています。

公衆衛生の専門家の警鐘

公衆衛生の専門家は、「今後の季節に向けた対策を考慮する必要がある。感染症対策を怠らず、特に高リスク群への配慮が不可欠だ」と警鐘を鳴らしています。

感染症予防への協力要請

現在の状況を鑑みて、国民一人一人が感染症予防に対する意識を高め、協力し合うことが求められています。どうぞ、あなた自身と周囲の人々を守るために、しっかりとした予防策を講じてください。