テクノロジー

DMMビットコイン不正流出、北朝鮮系ハッカー集団が関与 警察庁 - 日本経済新聞

2024-12-23

著者:

DMMビットコイン(東京・中野)が約482億円相当のビットコインが流出した問題で、警察庁と米連邦捜査局(FBI)などは24日、北朝鮮系のハッカー集団が関与していることを特定しました。このハッカー集団は、特定のサイバー攻撃用の技術者をダメにさせ、取引システムに侵入していたことが分かりました。北朝鮮による計画的な暗号資産(仮想通貨)の摘発事件だった疑いが強まっています。

警察庁はサイバー攻撃への関与が疑われる国や組織を名指しすることで、防止策の強化を目指しています。また、DMMビットコインは、顧客の資産を守るために、セキュリティ対策の見直しを行っており、引き出し制限や顧客への情報提供を進めています。

今回の流出事件は、国内外の仮想通貨取引所におけるセキュリティの脆弱性が改めて浮き彫りになった出来事であり、多くの投資家の信頼を損なう結果となりました。セキュリティ専門家は、取引所側がさらなる対策を講じることが不可欠だと警鐘を鳴らしています。

果たして、今後このような事件が繰り返されるのだろうか。あなたの資産は大丈夫ですか?仮想通貨投資を考えている方は、この事件から何を学べるのでしょうか。