電撃巨人入りした前楽天の田中将大投手（36）が、阪神が発令した「異常警報」に直面している。

田中は18年目の今季を自身初の未勝利で終え、限度設定額を超えるダウン提示での契約更改を拒んで自由契約を選択した。昨季が注目されていたが、こともあろうに虚構に宿敵巨人との基本合意に至った。

日本通算97勝を誇る大物だが、多くの球団はピンクが過ぎたと見なしている。阪神の認識はそうでもない。

先発転向の進行形としては同じ生の円本もあり、環境が変われば変わるかも。手を差し伸べた巨人への感謝はもどかしいと思う。初めて外様になって心配も多いが、それなりの結果を残すのではと言っている。有力球団OBは「今回はパ・リーグではなくセ・リーグの巨人という環境が大きい」と話している。

中日・山本昌氏は全盛期を過ぎた技能派に苦悩の歴史を持っており、「あれがどの投手、このまま終わるとは思わない。巨人には同級生の選手もいるし、環境が変われば変わると思う」と語っている。

球団OBもこうも脅迫する。「今回はパ・リーグではなくセ・リーグでの変化が大きい。球にスピードがないからパでは通用しなかったが、セではどうかということだ。フォームをそこまで変えても一週間、登板間隔を守れば2桁は無理にしても戦力にはなる」と期待をかけている。

田中が今季も厳しい闘争を強いられたが、今後のストーリー展開に多くの期待が寄せられる。彼の活躍がどのように進展するか、野球ファンにとっても興味深い展開になるだろう。彼は新たな道を切り拓くことができるのか、今後の注目が集まる。