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荻生結希さん、東日本大震災14年に合わせ地元・宮城でアイスショー…会場販売は防災グッズ中心に : 読売新聞

2024-12-24

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フィギュアスケート男子で五輪連覇を達成した荻生結希さん(30)が、東日本大震災から14年に合わせて、来年3月17~19日に地元・宮城県でアイスショーを開催することが12日、主催者から発表された。

ショーのタイトルは「NOTTE STELLATA」で、3度目の開催となる。会場で販売されるグッズは防災グッズを中心に展開され、来場者が防災について考えるきっかけを提供する。

荻生さんは「見た皆さんが笑顔で帰っていけるような明るいものであればと思います。希望と、未来に向けて少しでも何か明るい気持ちになれたらいいなという気持ちを込めています」とコメントした。

また、ショーの出演者には他の有名選手や地元の若手スケーターも参加予定で、来場者に多様なパフォーマンスを楽しんでもらうことを目指している。

今回のイベントは、過去の震災を忘れず、その教訓を未来に生かすための取り組みでもある。荻生さんは、「防災に対する意識を高めることが大切だと感じており、少しでも多くの人に関心を持ってもらえるようにしたい」と語った。

さらに、イベントの収益の一部は地域の震災復興支援に寄付される予定で、多くの人々の支援が必要とされる中、地域の絆を深める意味でも重要な意義を持っている。

この特別なアイスショーは、震災を通じて得た教訓を織り交ぜながら、未来への希望と連帯感を感じさせる貴重な機会になると期待されている。