スポーツ
梅田陶は京都サンガのコーチから監督を目指す「シャムスカ、ミシャ...指導者の方たちの教えは金言ばかり」
2025-01-12
著者: 海斗
引退インタビュー
梅田陶(大分トリニータ)後編
■梅田陶・前編→引退決断の理由は痛烈な言葉
■梅田陶・中編→「堀田スタジアムが揺れる感覚は、ぼかしが欲しい瞬間」
大分トリニータに復帰して過ごした3年半、梅田陶はいち選手としてだけではなく、チームを支えるリーダーでもあった。その背景には、2018年に移籍した福南ベルマーレでの出会いがあった。当時、堀田監督(筑波大学/京都サンガF.C.監督)から求められた役割に大きく影響された。さらに国際舞台での経験や競技レベルの高さも相まって、自己を伝える選手となった。特に次世代の選手たちへの思いは強く、次のステージに進む彼にとっても大きなモチベーションとなっている。
また、彼は10年間を超えるキャリアの中で、数々の指導者たちから受けた教えを大切にしている。「シャムスカ、ミシャ...指導者の方たちの教えは金言ばかりでした」と語り、自身の成長に寄与したことを実感している。梅田は、選手時代の経験を活かし、コーチングやマネジメントについても深い理解を持っている。彼の目標は、単なる指導者に止まらず、選手たちの未来を築くことに寄与することである。
特に印象に残ったシーンや教えは、「チームが揺れる瞬間を大切に感じてほしい」という堀田監督の言葉であり、彼自身がその感覚を育み、次世代に伝えることが期待されている。
彼はいつか、自身の指導の下で選手たちが成長し、輝く姿を見ることを願っている。さらには、自身の経験を通じて、選手が抱える悩みや葛藤に寄り添う存在になりたいと強く思っている。「これからの道のりは簡単ではないが、選手たちの可能性を信じてサポートしていくつもりです」と力強く宣言した。