テクノロジー

DeepL、リアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice」の提供開始 日本語含む13カ国で利用可能

2024-11-14

著者: 裕美

オンライン翻訳サービスで知られるDeepLは、11月13日現地時間にリアルタイム音声翻訳機能「DeepL Voice」を発表しました。このサービスでは日本語を含む13カ国語をサポートし、他の言語も近日中に追加される予定です。

DeepL Voiceは、オンライン会議や対面での会話シーンで利用できます。「DeepL Voice for Meetings」と「DeepL Voice for Conversations」の2つの特化したソリューションが用意されており、前者は主にビジネス向けです。

特に、「DeepL Voice for Meetings」は、業務上のオンライン会議において参加者が自分の得意な言語で発言し、リアルタイムでその内容を翻訳された字幕として受け取ることが可能です。類似のサービスとして、Google Meetも同様の機能を提供していますが、DeepLの技術はその精度の高さで知られています。

一方、「DeepL Voice for Conversations」は、モバイル端末上での対面式の会話をサポートします。1対1の会話に特化したデザインとなっており、リアルタイムでお互いの言語を選択し、音声翻訳を介してコミュニケーションが行えます。これは、従来の翻訳アプリに比べて一歩進んだ使い勝手を提供することが期待されています。

DeepLは、現在の需要に応じて、このボイス翻訳機能を様々な場面に適応させていく予定です。また、利用料金やプラント内容についてはまだ詳細が発表されていませんが、DeepLの公式サイトを通じて情報が公開されると思われます。

このサービスにより、国際的なビジネスはもちろん、観光や留学など幅広い分野において言語の壁を超えた円滑なコミュニケーションが実現できるでしょう。今後の進展が注目されます。