大学入試共通テストが開始、インフル流行で受験生がマスク姿…出題教科・科目再編「予想できずに不安」: 読売新聞
2025-01-18
著者: 蓮
大学入試共通テストが11月18日上午、日本全国各地で始まった。このテストは、2022年度から実施される高校教育指導要領に基づいており、今回が初めての実施となる。
18日は地理歴史・公民、外国語、19日は理科と数学が出題される予定だ。大学入試センターによると、2022年度から、一般社団法人と公立大学に対する大きな変化があるとのこと。志願者は419万5117人で、17年ぶりに増加した。この時点での受験生は実に86%を占めている。
今回のテストは、教科・科目が大幅に再編され、その新課程に基づく内容となっており、出題科目は「英語」「国語」「数学Ⅰ・数学Ⅱ」や「生物基礎」などが含まれ、これまでの内容とは異なる問題が出題される。
特に、受験生にとっては、「教科が変更されたことによる不安感」が強く、多くの受験生が「これまでの勉強が役立たないかもしれない」といった懸念を抱いている。
受験生の中には、インフルエンザやコロナウイルスの流行の影響で体調を崩している人も少なくなく、各地でマスク姿の受験生の姿が目立った。高校3年生のある生徒は、「感染に気を付けながらも万全の準備をして臨んでいるが、結果がどうなるか心配だ」と語っていた。
進学先の大学に対しても対応が求められており、試験を受ける際の特別措置が設けられる可能性がある。同センターは、受験後には新しい課題への対応策を発表する意向を示している。
受験生とその保護者は、こうした状況を注視しながら、無事に試験を終えられることを願っている。今後、受験生が直面する課題や新しい制度についての記事を随時紹介していく予定だ。注意深く進められる入試シーズンは、多くの受験生にとって大きな試練となるだろう。