大雪の影響で「豊前市」の重要文化財が崩壊…現地調査依然困難

2025-01-07

著者: 裕美

福岡県豊前市に所在する国の重要文化財「豊前市二の塔(はつじょうさるがた)」の一部が、大雪の影響により崩れ落ちた。この崩壊は、14日午前に発生し、地元の調査員が崩れた部分を確認している。

市は、文化財の保護と修復を進めるため、専門のチームを編成し、対策を講じる方針を示している。だが、完全な修復には数年かかると見込まれており、観光客の訪問が減少することが危惧されている。

この文化財は、1260年頃に建てられたとされ、地域の歴史と文化の象徴そのものである。崩壊した場所は、細部の彫刻が施された高い塔で、訪れる人々に静けさを提供してきた。

市内では、すでに周辺地域の歴史的建造物との連携を強化しており、新たな観光プランの発表も予定されている。地域住民や観光業者は、この危機を乗り越え、なんとか地域の魅力を復活させようと努力している。