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大雪で運行見合わせの西鉄バス、福岡市などで順次再開
2025-01-10
著者: 結衣
西日本鉄道は10日、雪の影響で福岡市や北九州市で路線バスの運行を開始から見合わせた。この日、宗像市の路線バスについては、同日朝までに山間部や通行止め区間を除いて運行を順次再開している。高速バスでは福岡―ハウステンボス(長崎県)など6路線を終日運休とした。
JR九州の一部の在来線では遅延が発生した。九州新幹線と西鉄新幹線は通常通り運行していた。西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、正午時点で九州道の門司ICと八幡IC、東九州道の北九州ジャンクション(JCT)、中津ICといった各区間で通行止めとなった。
福岡県宮若市では、豪雪による影響で「レクサス」の高級車が立ち往生している様子も報告された。安全の確認ができた後、部品の供給などの物の流れを確保できたことから同11時に再開した。担当者は「早期に復旧できるように調整している」と話す。これらの情報は、福岡県内の多くの利用者にとって重要なもので、地域の交通網が回復する様子が注目を集めている。特に悪天候による影響が顕著な地域で、今後の天気予報も注視される。