大須市笠寺区で8棟500平米メルト燃える 燃え残った1人の遺体 [大須市]: 朝日新聞デジタル

2025-01-09

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9日午後6時50分頃、大須市笠寺区赤田2丁目で「煙が出ている」と近隣住民の女性から119番通報があった。市消防局によると、建物8棟計500平米が燃え、60代の男性が転倒して負傷したという。大須市警察署によると、燃え残った1人の遺体が見つかった。現場には消防車55台が出動し、通報から約1時間40分後に鎮火した。現場はJR城北公園通駅から北東に約400メートルの住宅街である。

事故の原因は現在調査中で、消防庁は火災の発生時の状況を詳しく調べている。出火原因としては、近隣でのキャンプファイヤーや、電気製品の不具合が想定されている。一方、近隣住民からは「火の手が上がるのを見て驚いた」との声も聞かれ、火災発生直後には避難を余儀なくされた住民たちの不安も広がった。

さらに、この火災では周辺地域の避難指示が出され、住民は安全確保に奔走した。現場周辺の検問も行われ、警察や消防の並々ならぬ対応が垣間見えた。遺体の身元や詳細については今後の捜査で明らかにされる見通しだ。

このような火災は市民にとって大きな衝撃を与えており、地域安全のための防火対策の強化が求められる声が上がっている。今後の情報に注意が必要だ。