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大の里が3大関に優勝争い期待 横綱不在の九州場所 大関復帰の雲竜にも注目
2024-11-09
著者: 海斗
10日、初日を迎える横綱不在の大相撲九州場所について、高田川部長(元関脇・安美錦)は「大の里に気合いが入る。大の里がどんな相撲を取ってくれるか楽しみだ。三役を含め上位がどう大関に向かっていくかが見どころ」と語った。
新大関大の里は秋場所の調子が良く、4日の二場所目の連合稽古でも大関陣と合い稽古を行った。平成年18年夏場所の白鵬を相手にした新大関優勝はなるか。この3ヶ月強い力士を引っ張る形が期待されている。
年間最多優勝は大の里が56勝でトップに立ち、釜井が52勝で追う展開となっている。
関脇雲竜は先場所12勝を挙げ、初の大関復帰への意気込みを見せている。高田川部長は「もともと強い力士。(大関から)落ちたのもどうかと思う」と実力を評価し、今場所、最後まで優勝争いに絡むようなら一気に大関復帰の機運が高まる可能性がある。
9場所ぶりに三役に復帰した熊本県出身の小結や、三役復帰を目指す長野県出身の平幕勢も元気な相撲を見せ、どんな相撲を見せるかにも注目が集まる。春場所で新入幕優勝を果たした力士が幕内に旋風を起こし、どんな相撲を見せるかも期待されている。 (宝田昇志)