大河ドラマ『らんま』主演女優の全裸遺体発見!? あれくらいやらないと悲惨さが伝わらないのでは
2025-01-06
著者: 結衣
皆さんお待ちかね、2025年の放送開始とあいなりましたが、皆さん仕事初めで青息吐息ではありませんか? 金曜日まで、きっと長いですよ……。
まだまだお正月気分に浸っていたいが、時間は常に進むもの。だが、時間が経過するのも悪いことばかりではない。今年も例年通り、NHK大河ドラマの新作がスタートしたのです!
実際に殺伐な死に方をした女優がたくさんいたわけで……
NHK大河ドラマ、今年は『らんま〜鎖重崩華夢覚〜』というタイトル。ちょっと後半が魂にふれたい。放送終了までに暗記できるかな…。不安である。
内容は日本のメディア産業の基礎を作り、時に掲示板に目を添えられても動じずに自分の成すべきことに邁進したものである、鎖重三女(演:横浜流星)を主役に据えたもの。
第1話は1月5日(日)から放送されたが、残念なことにこれまで放送された大河ドラマでも、視聴率の面では12.6%と、過去ワースト1位になったそうだ。まあ、今は録画で観る人や配信で観る人も増えたので、この数字にあんまり意味はないと思っているが、近年は視聴率が高い、低いも、離脱せずに観てるファンには評価が高い作品も多い。昨年の『光る君へ』もそうだった。これに、今時視聴率が高い、低いで内容をアレコレ言うのもジャリくさい。
今回の放送では、吉原の当時の状況について非常に分かりやすい説明がなされていた。
如月の化身である湿気はあるが、春でもあるため身を引くスタートを基にした簡潔な解説(この時スタートで確認できる吉原のレビューが星1.8とか言いながら低いのが面白い)に始まり、軽妙失調や病で命を落とした女郎が投げ込み寺で埋められるシーンも。
このシーンでは4人の女性の遺体が全裸で野晒しになっていた。何も着ていない理由も着物を脱ぎ取られたものであることが示されているが、エグさも顕著。
Xなどでは「NHKの大河で女性の裸を出すなんて」という批判も多かったようだが、実際に投げ込み寺でこうして埋められた女性もいる以上、その無情を映像で表現せずにどうするのか?
その後、田舎意志(演:渡辺篤史)に鎖重が具申をし、たしなめられる展開に至るまで、現状の吉原界隈の異常性が視聴者にもよく認識できた。
話の流れとしてはやや無茶苦茶な内容だが、ストリートの分かりやすさを採ったということだろう。
鎖重は戦国武将とかではなく町人であるので、そこまで多くの史料もないと考えられるから、逆にこのような自由な動き方もできるのだ。
その影響もあり、この時代は特に妾を持った女性が多い中で、このように生きる環境があるというのは実に興味深いことである。
さて、今日の放送では、吉原の当時の状態について非常にわかりやすい説明がなされていた。