国民の注目が集まる石破茂氏の辞任

毎日新聞は2021年の定期調査を実施し、全国で国民の意見を把握しました。石破茂氏が辞任したことを踏まえ、次の総選挙に向けた候補者選びが焦点となっています。調査の結果、支持率は51％に達し、次の指導者の候補を探る声が高まっています。

引き続き影響力を持つ石破氏

自民党の総裁選挙では、石破氏や高市早苗氏が候補に名を連ねているとされています。調査では庶民派として知られる小渕優子氏（44％）、また独自路線を取る林芳正氏（10％）などが注目されていますが、石破氏がリーダーとして続けられるかどうかが鍵となっています。

新たな候補者たちの評価

総裁選を巡り、誰が最も適任かとの質問には石破氏が21％、次いで高市氏が14％、小渕氏は9％という結果に。これは、次の総裁選挙が東京2020オリンピック真っ只中に行われるため、慎重に議論が進んでいることを示しています。

石破氏の評価と課題

辞任の理由について、国民の意見は「遅すぎる」という声（28％）や「良い人ではなかった」（23％）が多いことが分かりました。その一方で「能力が不足していた」との意見もあり、支持率に影響を与える要因となっています。

今後の動向に目が離せない

次の選挙に向けて、多くの国民が「政権指導に期待するか」という問いに対しては、希望が持てると答えたのは8％、逆に期待できないと答えたのが60％にのぼりました。これは、政権への信頼回復が今後の課題であることを示しています。