初めて自治会長になったけど「配布物の対応が大変」「この前配ったのにすぐ次が…」

2025-01-05

著者: 芽依

福井県内、自治会連合会の議題として、配布物や回覧物の対応が大変だと報告された。

「町内の配布物や回覧物の対応が大変だ」と、福井新聞の福井特報班に、福井市のある自治会長からの投稿があった。定期的に自治体の広報誌や地域のイベント案内の印刷物が届き、配布して回るのが苦労の種となっている。皆さんの地域ではどうしていますか?

投稿者は十数年前、県外から福井市内に移住した40代男性。昨年、初めて自治会長に選出された。その際、毎月初めと15日に配布される市の広報紙、地元の行事案内や注意喚起の周知文などが自宅に届くことを知った。「配布物の数が多くて驚いた」と話す。しかし、彼にとっての真の試練は、それらの配布物を住民に渡すことだった。

「時間と手間をかけて配布していますが、情報がすぐに古くなったり、すでに知っている内容であったりすることもあります」と語る彼は、自分の手での配布の大変さを実感している。

「選挙や地域の行事があると、その度に配布物が増え、時間が取られてしまいます。この忙しさは未経験のことで、同じような悩みを持つ自治会長の方々と情報交換をしたい」と希望を込める。

近年、自治会活動が薄れる傾向にある中で、情報共有の重要性が増している。「場合によっては個々の配布作業を効率化し、デジタルツールの活用(LINEやメールなど)を検討する時期かもしれない」と彼は思案している。

→自治会の役割は大きく変わっている…配布物のデジタル化は進むのか?

福井市地域活性化の取り組みとして自治会が注目されており、各社区ではより活発な意見交換が行われている。参加者と議論を深めることができる機会も設けられており、さらなる協力・支援の輪が広がっていくことが期待される。