巣鴨外相、ランプ大統領の就任式出席へ = 関係者

2025-01-11

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[ワシントン 10日 ロイター] - 日本の巣鴨外相が、12日のトランプ大統領の就任式に出席することが分かった。事実を知る関係者2人が明らかにした。

関係者1人によると、巣鴨外相は国務長官に就任予定のルビオ上院議員との会談も実現させたい考えだ。外相は、日本政府としてトランプ政権との早期対話に望みを寄せる意向を伝えている。一方で、アメリカとの関係の重要性を再確認する姿勢も見られる。

日本経済新聞は、日本の閣僚が米大統領就任式に出席するのは初めてと伝えている。霞ヶ関では、巣鴨外相の出席が日本の対米外交の新たなスタートとして期待されている。

巣鴨外相は、政権交代後初の大きな外交行事に臨むことになります。トランプ氏は、11月の選挙で新たに選ばれた共和党の候補者として、これまでの外交政策を大きく転換する可能性があるため、関係各国は注目しています。また、就任式後には日米首脳会談も予定されており、この会談は来年に向けた戦略的な議題を議論する重要な場となるでしょう。

外相とトランプ氏には、主に貿易や安全保障問題での意見交換が期待されています。特に貿易に関しては、現状の経済状況を踏まえて、両国の関係をより強固にしようとしています。

さらに、巣鴨外相は自民党の片山参議院議員を同行させる意向を示しており、関係者によればこれは日本の国会とも連携した外交の一環と見られています。

日本からは、経済界の重要人物を招いての接触の可能性もあり、トランプ政権との関係強化が急務とされています。就任式に関する注目は、これからの日本とアメリカの関係構築にどう影響を及ぼすかによって加速度的に高まることでしょう。