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「超新星」鴨居愉、朝堀海のUFC敗北後に挑発で盛上がる!2人の対戦に期待の声も

2024-12-11

著者: 裕美

UFCファイターで無敗の「超新星」鴨居愉(22=THE BLACKBELT JAPAN)が、今月8日に朝堀海がUFCで敗北した直後、自身のSNSで「朝堀海はUFCのチャンピオンにはふさわしくない。日本人初チャンピオンは俺がなる」と挑発し、ネットで話題になっている。

鴨居は先月のUFCデビュー戦で勝利し、セコンドにいたミスプロレス団体WWEで活動する室真久とポーズも決め、ここまで盛り上がりを見せている。

【フォト】鴨居愉と同階級・朝堀海のドキュメント!WWE中盤真輔との勝利ポーズも

鴨居は21歳の時にDEEPでプロデビューし、連続勝利で22歳にしてすでにUFCに参戦。そのスタミナとさらなる成長への期待は高まるばかりだ。今後、パンテージア代表としての活動や、10月にはカーロス・ヘルナンデス(メキシコ)との再戦が予定されている中、朝堀への挑発は一層加速している。

今回の挑発に対する投票は、11日の時点で1800件を超え、さらに増える勢いだ。鴨居は10月のSNS投票でも「勝っても負けてもこの階級から逃げるな」と挑発するコメントを書き、ネットで話題になりつつある。

その背景には、朝堀への人気とタイトル獲得への注目が大きかったことがある。そのため、鴨居は早めにアメリカで調整し、万全の態勢で乗り込むべく、現在もUFC世界フライ級王者アレシャンドリ・パントーチオリ(ブラジル)との接触を模索している。

しかも、鴨居は2Rにリアネイキッドチョークでの失神一本負けを喫し、壮挙の結果が待ち受けていた。そんな鴨居が発信した今回のコメントは、敗因に対する分析や、今後の目標を具体的に示している。

挑発に対してユーザーからは「これ、いずれ朝堀vs鴨居」や「同じ階級の選手に圧勝するのも大事」との意見が集まっている。鴨居は「朝堀海選手が勝ち続けていても、自分が勝ち続けなければならない」と語り、早々に実現させたい意気込みを見せている。

鴨居は8日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、「自分のライバルが同じ競技の試合をしていて、負けると思わなかったら、やっている意味がない。この世界じゃない」と直接的な意味持ちを明かした。

鴨居から見ると「負けろ」と思っていた訳ではなく、「他の日本人としてUFCのタイトルマッチに出たいから。俺は小学生の頃から夢見てUFC王者になりたいと思っている」と話し、実際にRIZINからのオファーもあったが、それを跳ね除けている。初のUFC王者を目指して日々取り組んでいるとはいえ、その背中には普段から強い気持ちが秘められているのだ.