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ブレイキングダウン元代表 投資詐欺容疑で逮捕、スマトラ出店予定80億円集金

2024-09-25

中古スマートフォン転売事業への出資を持ちかけ、計46億3千万円を詐取したとして、暴力団対策法違反の疑いで、詐欺容疑者「ブレイキングダウン」運営会社の元代表、板橋剛志容疑者(44)が逮捕されたとのことが25日、警視庁への取材でわかった。板橋容疑者は東京都渋谷区で、男女3人を逮捕していた。

暴力団対策法に基づくと、板橋容疑者は国内でスマホを仕入れた後、海外に転売するにあたり、2カ月後に7.8%を上乗せして返還すると謳い、具体的に1社1億円の出資を募っていた。

また、実際に出資受けは行わず、出資金の大部分は、他の出資者への返済に充てられているという事業実態はなく、自転車操業だったとみられる。板橋容疑者が代表を務める会社は、過去にフラリー社と広告契約を結び、スマホの販売先をフラリー社と偽ることで、信頼(しんぱちょう)性を高めていた。

令和4年に会社役員の40代男性2人から計45億5千万円をだまし取ったとして、暴力団対策法が詐欺容疑で今月3日に3人を逮捕。別の容疑でも24日に再逮捕した。

再逮捕容疑は、共謀し4月7月、港区内の事務所で、会社役員の40代男性に対し、スマホ転売の出資金を募り、現金8千万円をだまし取ったとしている。