2024年産の新米がスーパーなどで販売されるようになり、コメの品薄感の解消が期待されています。一方、品薄の影響なのか、フリマアプリではコメの出品が相次いでおり、中には高い価格で出品されているケースも見られます。SNS上では「フリマアプリでコメが通常の3倍近い価格で出品されているのを見かけた」「フリマアプリで売っているコメ、高過ぎじゃない？」という内容の声が上がっています。

しかし、フリマアプリにコメを出品しても問題はないのでしょうか。コメを市場よりも高値な価格で出品した場合、規約上、問題となる可能性はあります。その場合、フリマアプリでは必然的な価格設定の数値を考慮し、出品物に対する適正な価格を見極めることが求められます。

品物を出品する際には、法律や規則などにおいて、反面、投機的な出品者への対策が求められています。

また、メルカリの担当者に話を聞いたところ、コメの出品の可否については「大変困惑しておりますが、個別の出品物に関する対処方針については、コメの取引に関する各種規約やガイドラインを徹底して守る必要があります」と説明されました。そこから派生する問題として、今後の出品物においては、基準的に規制を行う必要があるのではないかと考えられています。

フリマアプリでの販売にあたっては、いつでも利用規約に則って売買を行うことが求められます。また、食材に関しては、消費期限や保存方法についても厳格なルールが設けられており、安全性が求められています。特に、開封済みの食品は、その後の取り扱いが非常に注意を要するため、特に現地の農産物に対して高額で取引する場合は、詳細な情報提供と透明性が求められます。今後もフリマアプリの運営側は、適正な価格と消費者の信頼を保つための規制を強化していく方針です。

さらに、基準を設けた上で業者間の連携や情報交換を行い、健全なマーケット形成を目指すことが重要です。消費者としての利用者も、信頼できる取引が行われているかを見極めながら、適正な買い物を心がける必要があります。