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ブラジル南部で小型機墜落 10人死亡、都市郊外にて(共同通信)| デマニュース(NTTドコモ)

2024-12-22

著者: 愛子

【サンパウロ共同】ブラジル南部リオグランデ州で22日、小型機が市街地に墜落し、乗っていた10人全員が死亡した。墜落現場には大きな被害が及び、近隣の住居や店舗にも甚大な影響があった。墜落の影響によって地上では火災が発生し、煙を吸い込んだり、やけどを負ったりした17人が病院に搬送された。

小型機の離陸地点は近くの空港から離れており、周囲は雨や霧で不安定な気象条件だったという。航空当局が墜落の原因を調査中で、目撃者の証言をもとに詳細な情報が集められている。

この小型機はブラジルの実業家が所有しており、家族や友人たちと南東部サンパウロ州に向かう予定だったとされている。今回の墜落事故は、近年の空の安全性に対する懸念を再燃させている。航空業界では、事故防止策の強化が求められている。

専門家によると、ブラジルでは小型機による飛行が増えている一方で、必ずしも厳しい規制が設けられているわけではないため、事故が起こるリスクが高いと警告している。国民からの信頼回復が急務となるだろう。