サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ブライトンの三苫薫（27）が同リーグで日本選手の通算得点記録を更新した。

19日、敵地のマンチェスター・ユナイテッド戦でフル出場し、1-1の後半15分に右からのクロスに飛び込み、鮮やかなゴールを決めた。三苫はこれで今季5点目、通算では日本人選手として最多となる15得点に達した。

昨シーズンから続くこのゴールラッシュにより、三苫は2022年以降、プレミアリーグで得点を重ねる躍進を見せている。彼は15年から19年までレスターファンとして在籍した岡野洋介を上回った。

前半5分には、DFからのロングボールを受け、パネルティエリア左に持ち込み、中へのアシストも見せるなど、攻撃面で存在感を発揮した。

「チームとしていい準備ができた。もっと、もっと取らないと」と三苫は満足感をにじませた。

近年、日本人選手がプレミアリーグで活躍する場面が増えてきており、三苫の活躍はその流れを象徴するものとなっている。特に、若手選手が世界の舞台で存在感を示すことで、今後の日本サッカー界にとって大きな希望となる。