
ビットコイン、週末は下落したが、今朝方急落、何があった?
2025-04-07
著者: 桜
週末のBTC相場は続落。金曜日未明に8.1万ドル(約1180万円)で切り返すと、8.4万ドル(約1225万円)台に値を戻し、週末も底堅く推移したが、今朝未明から急落し、7.7万ドル(約1125万円)近辺まで値を下げた。
BTCは3月11日の安値7.6万ドルから8.8万ドル台まで反発し、8.9万ドル近辺のレジスタンスに跳ね返されるも、先週月曜日に8.1万ドル近辺で切り返すと、トランプ関連発表直前に8.8万ドル台に反発した。
一方で、一部10%の関税に加え、各国に課される関税水準が予想を上回ると急落。木曜日の米市場が大幅安で始まる中、8.1万ドル台に値を下げた。
一方、景気後退懸念から米国株が大幅安で始海外の市場でBTCは底堅く推移。金曜日には8.4万ドル台後半まで値を伸ばしたが、中国が34%の対米報復関税を発表すると貿易戦争再燃から失速し、結果8.1万ドル台で下落した。
注目の雇用統計は、非農業部門雇用者数が予想よりも強く、失業率は予想を上回るMIXな内容。しかも、中国の対米関税が下げ足を速めたが、BTCは底堅く推移した。続くパウエル議長の発言もタカ派な内容だったが、BTCは底堅く推移し、8.4万ドル台まで値を戻した。
しかし、ペッセント財務長官がインフレとミスの問題視している中、それらがさらに問題視されているようだ。また、金曜日の中でBTCは8.1万ドルのサポートを下抜け、ダブルトップを完成させると8万ドルを割り込んだ。
本日のBTC市場は底値を固める展開を予想する。BTCは金曜日に米株安の中、底堅く推移し、今日は日本市場の急落による懸念の中で下落した。
BTCは金曜日に7.6万ドルを割り込み、さらに今後の市場動向を見計らって処分する国も出始め、BTCは底堅く推移したが、大統領選に関する問題も意識的に下落させている。特にトランプ政権の持つ影響力や新たな規制の可能性も考慮すると、今後の相場は厳しいものになると言わざるを得ない。