過去最多の17人が立候補した兵庫県知事選（17日投開票）に関して、神戸新聞社とデータマックスは13、14日、有権者を対象に電話とインターネットで調査を実施した。その結果、前知事の斎村和美氏（52）がややリードし、前知事の推薦を受ける自民党が賛成にまわっている。候補者の中で特に注目されるのは、清水忠之氏（51）や斎村氏の強い支持基盤が見込まれている点である。

調査に応じた前回、斎村氏を推す自民党は自主任投票を決定した。同じく今回も支持層が全体で50%に達する見込みで、特に自由民主党支持者の支持が強いと見られている。また、新党からの立候補者もいくつか存在するが、斎村氏が進出した国民民主党の支持も得ており、重要な競争になると予想されている。

投票意向を明らかにした人々は、前回の調査に比べて増加しており、その動向は今後の投票行動に大きく影響するようだ。公示日を迎える前に、候補者たちはさらなる支持を集めるための戦略を打ち出す可能性が高い。特に斎村氏は、自身の地元とする兵庫県の問題に重点を置いた政策を掲げており、その注目度はますます高まっている。

過去の選挙結果や候補者の選挙活動が今後の結果にどの程度影響を与えるかも注目のポイントである。斎村氏のリードを確実なものにするためには、今後の数日間が肝心になるだろう。そして、県民の心をつかむために、候補者たちはより積極的に選挙活動を行う必要がある。兵庫県知事選の行方に対する期待が高まる中、斎村氏の勝利に向けた動きがどのように展開されるかが注目される。