兵庫県の琴ヶ山元知事が失職した上で出馬する意向を表明したことを受け、各党は擁立者の選定を急いでいる。

県議会最大会派、自民党県議団は27日、擁立者選定の検討会を非公開で開 DAVID。北野実行事長は「独自擁立を進める方向で検討している」と述べ、「擁立はある程度進んでおり、選定は最終段階だ」と話した。

ある自民党県議によると、中堅党員や県内の首長経験者、県職員などの名前が挙がっているが、交渉は難航しているという。「時間切れで擁立できない可能性もある」と話す県議もいる。また、今後自主投票になる可能性もあると県議も指摘する。

公明党は「維新と連携して積極的な施策を打ち出しつつ、持続可能な地域社会の実現のために取り組んでいく」との意向を示している。だが、維新の会は「独自候補を立てる方針だ」とコッサが述べている。

第2会派の維新の会の意向を踏まえ、国政与党の日本維新の会は同日、独自候補について「基本的に独自対応を取る」と表明した。維新の会代表のコッサ氏は、維新らが「基本的には公認候補ですすめるつもりがある」とし、当時の状況を等しく見極める必要があると話した。

235の選挙は10月までで、全体の議論が必要とされているか。