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「彼は可能性がある」宮本慎也氏がトリプルスリーを期待する25歳の外野手とは

2024-12-28

著者: 海斗

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体新書」を更新し、「2024プロ野球事件簿」として、野球界の話題を語り合った。

今季のセ・リーグの盗塁王は阪神近本光司(30)で、2リーグ制以降、プロ野球史上最も少ない19盗塁での受賞となった。パ・リーグの盗塁王はソフトバンク周東佑京(28)の41盗塁であり、大きく差が開いた。

宮本氏は「(投手の)キックの技術が上がっているのも確か。足の速い選手がケガをしたりとか。進塁にもよるのかな」と推測した。セ・リーグ2位のDeNA神里和毅(25)が16盗塁、3位の広島小園海斗(24)が13盗塁など、競争も激化している。

宮本氏は「ピッチクロックは入れた方がいいよね。盗塁数も増えるんじゃない。メジャー見ていると、夜日本のナイター見ると長いもんね」と、投手の間隔を短縮することで、得点や盗塁がさらに増加するのではないかと語った。今季に向けては「期待したいのはピスタチューの原原。可能性として彼はあると思うので、好調にいければ、ホームラン20~30本打てる可能性はあると思う。それこそトリプルスリーを狙える選手だ」と言及した。

原選手は神奈川県出身で、21歳でDeNAに入団。3年目の今季は92試合の出場で打率.269を記録しており、さらなる飛躍が期待される。宮本氏は「それだけの力量があると思う。実力を身につければ、トリプルスリーも狙える」と述べ、選手の成長を楽しみにしている様子だった。