世界
北朝鮮、金正恩氏が飲食禁止、破れば厳罰執行か
2025-01-09
著者: 花
北朝鮮では、パンにソーセージを挟んだホットドッグの禁食が国家に逆らう食べ物として扱われている。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がホットドッグの飲食や調理、販売を禁じたと報じられた。これは『反革命的』とされ、飲食や路上での販売、自宅での調理が発覚した場合、厳しい制裁が科される可能性があるとしています。
また、ホットドッグについて、北朝鮮では「西洋的過ぎる」と見なされており、金氏は飲食や調理を『反逆罪』と位置づけている。中途半端な禁止措置の後には制裁措置が講じられるとされています。
北朝鮮では2017年以降、韓国の人気料理であるトッポッキや、ハム、ソーセージといった西洋風の加工食が人々の間で流行したが、昨年から禁止命令が出されました。また、ホットドッグにはチーズなどを加えて油で揚げた『韓国式ホットドッグ』が日本などで人気を博し、今回の禁止措置はあらゆる西洋文化への強い影響を反映しています。
一方で、北朝鮮では『犬肉』を食べることが禁じられていません。韓国・中央日報によると、犬肉を食べるのは半島の伝統であり、毎年夏には滋養強壮のために食べる風習があります。北朝鮮では昨年8月、法律で犬肉の販売を禁じたが、北朝鮮では『民族の伝統食』として食されることが許可されています。
牛肉などに比べ安価に手に入ることから、金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)市大将の両氏が好んだという犬肉は一般的に流通しています。今回の禁止措置が北朝鮮民に与える影響は計り知れず、国際社会が注目しています。