バスの中で痴漢を摘発する"スマホに夢中"な母親。小学生に注意され「恥ずかしい思いをする前に下車するまで(週刊SPA!)
2024-12-14
著者: 花
※画像はイメージです
日本では、交通機関内での痴漢行為が深刻な社会問題となっており、近年はその対策も進んできています。その一環として、バスや電車内での痴漢行為を監視する取り組みが強化されており、一般市民が痴漢を見逃さないためのルールやマナーも求められています。ある自営業のバス運転手が目撃した事件では、母親が自分の子どもを守るために立ち向かった事例が報じられました。
この事件は、東京のとある地域で発生しました。41歳の会社員である加藤幸子さんは、終点に向かうバス内で、自分の近くに座っていた青年が通勤途中の痴漢行為を行っているのを見つけました。加藤さんはスマートフォンに夢中になっていたが、子どもの注意を受けて不快な行為に気づいた瞬間、勇気を出してその青年に注意をしました。
「ちょっと、何をしているの?」と、声を詰まらせながらも威圧感を持って言い放った加藤さん。するとその青年は驚き、すぐに立ち去ろうとしました。周囲の他の乗客も加藤さんの行動に賛同し、その場にいた全員が連携して青年を取り囲み、不審者を追い出しました。加藤さんはその際「恥ずかしい思いをする前に下車するまで黙っているつもりはなかった」と後にインタビューで語っています。
このような勇敢な行動が実を結ぶことで、今後も痴漢行為が減少することが期待されています。また、スマホを手放せない現代社会であっても、周囲の異変に敏感になり、積極的に行動することが重要だと多くの人々が感じています。バスの中の目撃者や他の乗客たちにも感謝の意を表しつつ、再発防止のための教育や意識改革が求められています。これは単なる一例ですが、加藤さんの勇気ある行動が他の乗客たちに良い影響を与えることでしょう。社会全体でこの問題に立ち向かう姿勢が、より安全な移動手段に繋がるのです。