「報われたことが本当にうれしい」 金谷拓実が我慢を重ねてつかんだ夢舞台
2024-12-16
著者: 結衣
ミズノ男子・Qスコールファイナルステージ(最終予選会)最終日(15日)・TPCソーグラス(フロリダ州)・ダイツバレC(6850yd、パー70)、ソーグラスC(7054yd、パー70)。
憧れの舞台出場権を獲得した金谷拓実が喜びを語った。PGAツアーのインタビューに対して「まだ二親に(喜びを)伝えたい。これまでもすごく辛い思い、辛いことも多かったけど、本当にたくさん支えてもらったので、感謝したいです」と話した。
最終日372ホールのファイナルステージは「5位タイ」までが“合格圏”。2アンダー「68」の7位から始まり、最終日70で圏内の4位に浮上。3日目は「68」で3位へ。
そして最終日、ダイツバレCを回って、3バーディ、3ボギーの持ち駒で迎えた16番(パー5)でバーディ発進を決め、「69」にまとめて通算6アンダーの3位で終えた。
身上ともいえる粘り強さは、むしろセカンドステージで発揮され、12月1日が最終日の国内ツアー最終戦「日本シリーズJTカップ」で初の賞金王を決めて、通算出場。強行軍で迎えた3日の初日がフロントナインで「41」。59位と出遅れながら振り返し、最終的に最終予選進出圏内「15位タイ」で4位でクリアした。
「本当にこの4日間もセカンドステージも辛かったけど、今までどの試合でも一打一打を大切にやってきた。集中してやれれば、必ず結果が出ると信じてやってきた。これがこうして報われたことが本当にうれしいです」と言い添えた。
1日あけて3日目からは世界的にも知られる舞台で、より高いレベルのプレーが待っている。金谷は「自分を信じて挑むことが大事です」と力強く誓った。次世代のゴルフ界を牽引する存在として、彼の今後の活躍が非常に楽しみである.