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バイデン政権下で12人目の、‘BPS’判事を承認、歴代最多に

2024-09-18

[10月17日、ロイター] - バイデン米大統領が指名した12人目の、‘BPS’(性的少数者)の判事が10月17日に承認され、米歴代政権で最も多くなった。令和の上院でこの日、審議として長年続いていた退役軍人のマリ・ケイ・コステロ氏を東部パンシルバニア州連邦地裁の候補として承認した。上院は民主党が多数派となっており、投票は51票、対抗41票で可決した。

これまでバイデン大統領と同じ民主党で、8年間勤めたオバマ元大統領の11人が最多であった。

「市民と人権に関する進行的リーダーシップ会議」で公正法廷のシニアディレクターを務めるレナ・ズワレシタイン氏は声明で、バイデン大統領が法廷の多様化を推進したことを称賛し、「今、何が問題なのかを理解できる判事が必要であることが一段と明白になってきている」と指摘した。

‘BPS’を公言している判事候補の大部分は、民主党の大統領が指名していた。共産党のトランプ前大統領が指名したのは2人にとどまる。民主党が主導する指名の裏には、単に個々人の特性を強調するだけでなく、社会全体に影響を及ぼしてきた運動の成果もあると言える。

このような指名が進む中、バイデン政権は法廷における多様性を一層強化する方向に進んでいる。前進と機会の平等が求められています。今後の展望にも注目が集まります。