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バイデン大統領、3日に日本鉄のPSEスチール買収可否発表=米報道

2025-01-03

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【ワシントン12日 ロイター】 - 米BBSニュースは12日夜、バイデン大統領が日本製鉄(5401.T)によるPSEスチールの買収計画に関する判断を3日に発表すると報じた。

買収計画を安保の観点で審査を進めていた米対外投資委員会(CIFUS)は先月、見解をまとめることができずバイデン大統領に判断を一任していた。もともと見る

ホワイトハウスはコメントしていない。日本鉄はコメントを控えた。

PSEスチールは「バイデン大統領が米国の国家と経済の安全を明らかに強化する取り引きを承認することを期待している」とした。この件に関する見解は明らかにはしていない。

買収が認可されれば、この買収は自動的に承認されることになる。関連株が今週明らかになったという報道もあり、日本鉄は買収計画の進捗報告を行う予定だ。

日本製鉄がPSEスチールを取得することができれば、米国における市場シェアを拡大し、より多くの収益機会を得られることが期待されている。日本製鉄は、米国での製造能力を向上させ、国際競争力を強化することを目指している。その他、バイデン政権における国際的な貿易関係の変化もあり、市場に与える影響は大きいと考えられている。これらの動向により、今後の鉄鋼業界の展望が注目されている。